4日間の排尿日誌
自分の身体を知る!
健康管理のためにお薦めは排尿日誌。
排尿日誌はつけてみると意外と面白いですよ!!
まずトイレに500mlの計量カップがある事で家族には怪しまれました・・・
「これ何?何しているの?」
500mlの計量カップをみながら
「尿ってこんなにでるの・・・便の時に一緒にでる尿はどうしているの?
便も一緒にいれちゃうんじゃないの~キモい・・」
(勿論便のときは使いません!!)
なんて言われながらも4日間日誌をつけてみました。
日誌は連続してつけるのがポイント!
排尿日誌は3日間連続でとることが良いそうです。(最低2日間連続)
初日は日誌をつけるのがやっぱり面倒で私は飲む量も減らし気味でした・・
必然的にトイレの回数も少なくなり・・
意識し過ぎて日誌を付けている意味がないと思いつつ・・・
(連続でとることはそういう意味合いもあるのかな・・・)
【正常な排尿】
まず【正常な排尿】があります。
こういう事は他人と比べあったりしないので、そもそも自分が異常なのか?
生理現象だから異常とも思ってない方がほとんどではないでしょうか・・・
どうすることも出来ないと思ったりもしますよね。
正常な排尿とは・・
- トイレに行く回数 5~7回/日
- 次のトイレとの間隔 3~5時間
- 一回の排尿量 200~400ml(20秒~30秒で排出)
その他に
- 尿意をはっきり感じ、トイレまで我慢できる
- 漏れない
- 夜間排尿はない
- 排尿後にすぐに尿意を感じたり、残尿感がしない
- お腹に力を入れなくても排尿できる
- 排尿中に途中で途切れたり長引いたりしない・・・などがあります。
また体に入る水と体から出る水は=(イコール)なんですよ!
- 体に入る水 →(飲水と食事)1000~3000ml 代謝水 約200ml
- 体から出る水 →(汗と呼吸)500~1000ml 便 約100ml 尿 800~2000ml
私が初めて排尿日誌をつけた時に
人間はよくできているなぁと感心した事でした。
4日間の排尿日誌の結果
私の排尿事情など、別に知りたくないと思いますが・・(4日間の平均値です)
- トイレに行く回数 7回/日
- 次のトイレとの間隔 2~4時間
- 一回の排尿量 200~300ml(15秒~20秒で排出)
こんな感じになりました。
1日の水分摂取量は去年と比べると少なかったです。
去年は8月に日誌をつけていた事もあり、気温も高かったせいだと思います
(1日の水分摂取量は季節やその日の気温や行動で左右されますね。)
これからの季節は熱中症対策にもなりますので1日の水分摂取量も把握しましょう
また膀胱に尿が溜まる時間はほんとに人それぞれなんです。
(ちなみに私は早く膀胱に尿が溜まりやすいです・・
ほんとに知りたくない情報ですね。すみません・・)
日誌からこんな事がわかります
私はもしかして頻尿かしら?
特に夏は頻尿を気にする方がいらっしゃいます。
もともと水分の取りすぎの場合もあります・・・
頻尿かしら?と思っていたら1日の水分摂取量も一度気にしてみてください。
当然水分を沢山とればトイレの回数は多くなります。
その時一回の排尿量 の数値を見てみる
次のトイレとの間隔があまりなくて一回の排尿量が150ml以上であるなら
膀胱は溜める力もあり、尿意を感じるのは当然のことですので心配ありません。
尿路結石の予防にも・・
健康診断で問題はないけれど、結石がちょっとあった方は一日の水分摂取量と総尿量を
気にしてみてください。
1日の総尿量が1000ml以下だと危険度が増し、2000ml以上で危険度が下がるという
データもあるようです。
また尿路結石の予防には薄い尿を出す事が良いとされています。
私もこの4日間の排尿日誌で飲水量が増えると尿の色も薄くなりましたし、減ると濃くなりました。
尿の色も観察してみると面白いです。
排尿日誌をつけるタイミング
なかなか連続で日誌をつけることが難しい方もいらっしゃいますね。
お薦めは休日や長い時間外出予定がない日から
日誌をスタートし、つけることに慣れた方が良いと思います。
【例えば】
外出先だとなかなか尿意とトイレに行くタイミングが合わせられない時もあります。
休日から日誌をつけていると
この程度の尿意だと何mlだから膀胱にまだ溜められるから大丈夫!!
と感覚でわかってきます。(本当です)
(尿意がないのに、とりあえずトイレに行く癖をつけるのは
あまりお薦めしません。
尿もれパットが手放せない、尿もれパット任せにさせないためにも
尿意の感覚を大切にしてください)
外出時の日誌の付け方
外出時はペットボトルで総飲水量は把握して、飲水の時間だけメモしました。
(ちなみに排尿日記という無料のアプリもあります)
私の場合(水、お茶だと一口70ml)が目安。
排尿は外出しない時に毎回予測してから実際に尿を測ってみる・・・
『あってた!!』
と答え合わせする感じで何回か続けると何mlかなと感覚でわかります。
多少の誤差はあっても外出先では計量カップは持ち歩かずにやりました。
(飲水量とトイレに行く時間も照らし合わせるとさらに誤差はなくなります)
排尿日誌をつけてみる利点
排尿に心配事がない方は必要性がないと思いがちですが沢山の事がわかります。
いつも意識せずにやっている事なので【正常な排尿】と照らし合わせてみると、
水分のとりすぎ!とらなすぎ!など私ってこうなんだ・・・
と自分の身体の事がわかるので楽しみながら一度日誌をつけて見てください。
また心配事がある方は特にお薦めします。
私ってもしかして・・・
「頻尿?」
「トイレに行きすぎ?」
「水分のとりすぎ?少なすぎ?」「行かなすぎ?」
などの漠然とした不安は数値で見比べると不安は安心に変わります。
そして改善方法を見つけることができますよ!