ピラティスインストラクター10年目に知った事!
ピラティスは体幹を鍛えるエクササイズ!!
・綺麗な姿勢を維持
・腰痛・ギックリ腰に悩まされない身体
レッスンでは骨を正しい位置に保つ体幹の筋肉を鍛える
大切さをお客様にはお伝えしてきました。
体幹に筋肉(インナーマッスル)は4つあります。
4つの筋肉の中の一つが骨盤底筋ですが、今まで重要視していませんでした。
骨盤底筋はおまたの部分の筋肉です。(自転車に乗った時のサドルにあたる所です)
私は、2018年 母の子宮脱をきっかけに骨盤底筋の大切さを痛感しました。
子宮脱とは骨盤底筋の弱化から骨盤内の臓器を支えられなくなり、子宮が外にでてしまう
女性特有の悩みの一つです。
骨盤底筋の弱化を放っておくと、こんな事が起こるなんて…衝撃でした。
骨盤底筋は
- 妊娠
- 出産
に大きなダメージを受けやすく、出産後しばらく尿漏れが気になる方も少なくありません。
その他のダメージ要因は
- 身体の活動量の低下
- 肥満
- 排尿時の怒責
- 加齢
- 不良姿勢
などがあげられます。そして遺伝性もあるとの事。
骨盤底筋リハビリプログラム
実は中学・高校の10代の頃、二重跳びやマラソン大会で私は尿漏れの経験がありました。
最近、くしゃみなどのお腹に力を入れた時の”ちょい漏れ”も気になりはじめていました。
出産経験もあり、これから歳を重ねる事で更に骨盤底機能不全になるリスクが
高まるのであれば真剣に予防・改善しようと思いました。
横浜の女性医療クリニック LUNAで泌尿器科の骨盤底筋リハビリプログラムをお願いしました。
私の骨盤底筋の動かし方、動かし方のくせ、正しい方向、筋力など理学療法士の横井先生に
見ていただきながらトレーニングを進めました。
クリニックでの磁気刺激療法も行いつつ、尿漏れパットのテスト、腹圧や動作との関連性、
骨盤底筋に負担をかけない歩き方、適切な水分摂取量など、今まで注目してこなかった
骨盤底筋と向き合いました。
またこのプログラム期間中、JCCAひめトレインストラクターを取得し、
ひめトレ®(骨盤底筋専用ツール)を使用する事で感覚がよりつかみやすくなりました。
約6ヵ月の期間で骨盤底筋の0~5の6段階の筋力評価は3→4になり
筋力的には十分なレベルに達し、不安がなくなり安心と自信がつきました。
私の場合は10代の頃からの尿漏れなので、筋力だけではない靭帯の影響や
身体の使い方などまだ課題はありますが、今の筋力レベルは落とさず生活する事!
私の骨盤底筋リハビリプログラムは終了しました。
母は手術を選択
母は自宅近くの病院で手術という選択をしましたが、ちょい漏れを歳だからと放置せず
トラブルの予防・改善方法 ”骨盤底筋トレーニング” を私が知っていたら
子宮脱までにはならなかったとおもいます。
尿漏れ、頻尿は骨盤底筋トレーニングをはじめるタイミングです。
皆さんも歳だからと放置せず、予防・改善を始めましょう!!